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「みやぎ建築未来賞2025」で「国土交通省東北地方整備局長賞」を受賞!
11月15日(土)に、東北大学五橋キャンパスを会場に「みやぎ建築未来賞2025」のプレゼンテーションと授賞式が行われました。
今回で31回を迎える「みやぎ建築未来賞」は、将来の建築士をめざす若者のために、創意工夫と発表の場として宮城県の実業高校、専門学校、職業能力大学校の学生による競技設計を行う、一般社団法人 宮城県建築士事務所協会が主催するコンペティションです。
本校の建築科2年生が3グループに分かれ、『愛を感じる住まい』をテーマに建築物を設計しました。
東北電子専門学校は1番手での登壇です。審査員や参加者、見学に来た建築科の1年生らの注目を一身に浴びながらプレゼンテーションをしました。
1組目:愛のある住まいが灯す集落の明日~錦秋湖に輝く希望の光~
1組目は岩手県の錦秋湖を計画地として、地域の人々が集う民泊・老人ホーム・カフェ・温泉の複合施設を提案しました。地域住民の交流を増やし、過疎化の進行する地域全体の活性化を図るプレゼンテーションでした。
2組目:都市型コレクティブエリア計画~農園と暮らしをつなぐ街~
2組目の提案は宮城県多賀城市を計画地とし、災害公営住宅の住民の高齢化や孤立化といった問題に着目しました。農園と住居を一体化した居住エリアとして設計。住民たちが集い、作物を育て、一緒に食するという都市型コレクティブエリアを提案しました。
3組目:杜の環~仙台の歴史を未来へ紡ぐ、愛と循環の建築~
3組目は今回のテーマ「愛」=循環と解釈し、歴史の継承と交流の促進を実現する複合施設を提案しました。2重円状の特徴的な建物の中に集合住宅・宿泊施設・商業施設・屋上庭園等を効果的に配し、それぞれが有機的に機能するように緻密に設計されていました。
結果発表
審査の結果、「杜の輪」チームが「国土交通省東北地方整備局長賞」を受賞しました。
おめでとうございます!
2年生たちはこの経験を糧にそれぞれの卒業制作に本格的に邁進して行きます!
見学に来た1年生も先輩たちの姿に大いに刺激を受けた様子でした。来年も素晴らしい作品を期待できそうです!
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