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建築科2年生 鉄筋コンクリート柱サンプル作り ~型枠の作成~

2025.7.15
建築科

以前先輩たちが作った、鉄筋コンクリートサンプルの脱型作業をお伝えしました。

建築科2年生が、いよいよ同じものを作る時が来ました。
今回は鉄筋コンクリート柱サンプル作りの前編、型枠の作成作業です。
班ごとに事前準備として、必要数量を拾い出す積算を行いまとめてありますので、それに基づき用意したコンパネ(型枠用に表面が樹脂加工された合板)と桟木用小割材を目の前に並べて各班、作業開始です。

コンパネ
桟木

各班が準備した型枠製作図に基づき墨付け、切り出しをしていきます。

型枠用の板であるコンパネは厚みが12mmもあり、表面が樹脂でコーテイングされているため鉛筆で印をつけても見えにくいので油性マジックを使います。真っすぐ切るのは大変そうです。
曲がらないように約60cm切らなければいけません。なるべく切る個所を減らす(コンパネのきれいな辺をうまく利用する)工夫も必要です。
自分たちで考え、コンパネの裏側に鉛筆で墨付けをする班もいます。

コンパネのふちに回す桟木も寸法どりを間違うと計算本数で足りなくなりますし無駄な端材(ゴミ)も出ます。
墨付けが終わって切断数前に計算通りにできたのか、各班から報告を受けます。

墨付け作業
切断
切断完了
加工後の型枠資材

切断が終わったらコンパネの裏側に桟木を釘で打ち付けて、側面4枚と底面1枚の計5枚の型枠が完成しました。

釘打ち
型枠の底板

切断が終わったらコンパネの裏側に桟木を釘で打ち付けて、側面4枚と底面1枚の計5枚の型枠が完成しました。

型枠完成(側面4枚と底面1枚)

後編では、鉄筋加工を掲載したいと思います。

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